こんにちはYUKIです。
かつて政府がうたっていた「年金100年安心プラン」が崩壊し
金融庁が老後のために「2000万円を貯蓄しておくべき」と発表。
資産形成のためにつみたてNISAを進めるという動きが出てきました。
実際に将来、年金がもらえるのかはさておき
この「年金100年安心神話の崩壊」は
20代〜の我々に今後の身の置き方を少し考えるきっかけになったと思います。
この記事では老後2000万円の貯蓄が必要と言われている中
具体的にどうすれば老後自身が生きていけるかを
20代の僕自身からの目線で考えていきます。
金融庁が「2000万円の貯蓄」を推奨
2019年6月3日、金融庁が
夫婦で老後、年金に頼った生活をする場合
約2000万円が不足することを発表しました。
この発表を受け「老後のために2000万円の貯蓄」を推奨し始めた政府は
『つみたてNISA』などを勧めることで
自分自身で2000万円の資産を構築することを促します。
では2000万円の資産を形成するためには
月にいくら必要か簡単に計算してみましょう。
2000万円の貯蓄を行うために月いくら貯めればよい?
簡単な計算ですが
- 月に2万円貯金したケース
- 月に4万円貯金したケース
- 月に6万円貯金したケース
で見てみましょう。
月に2万円貯金した場合、2000万円の貯蓄ができるのは?
月に2万円貯金した場合、年間貯金できる金額は24万円となります。
2000万円÷24万円=83.3年
大学卒業後、就職し23歳から貯金を始めたとして
2000万円以上貯まるのは107歳
つまり月2万円では2000万円の貯金は現実的ではありませんね。
月に4万円貯金した場合、2000万円の貯蓄ができるのは?
では次に月4万円貯金したケース
月に4万円貯金した場合、年間貯金できる金額は48万円となります。
2000万円÷48万円=41.6年
大学卒業後、就職し23歳から貯金を始めたとして
2000万円以上貯まるのは65歳。
現在65歳が定年となっているので、
定年まで働きながら月4万円の貯金を行うことで
2000万円の貯蓄ができるということですね。
月に6万円貯金した場合、2000万円の貯蓄ができるのは?
月に6万円貯金した場合、年間貯金できる金額は72万円となります。
2000万円÷72万円=27.7年
大学卒業後、就職し23歳から貯金を始めたとして
2000万円以上貯まるのは51歳。
50歳前後のこの辺りで2000万円の貯蓄があるのは理想ですね。
しかしそのためには月6万円のお金を貯金に回さなければなりません。
現実的に月々4万円以上の貯金は可能か?
定年までに2000万円以上貯金するためには
新卒から定年まで、最低月4万円の貯金が必要であることがわかりました。
では現実的に考えて20代の給料の少ないときに
月々4万円以上の貯金は可能でしょうか?
20代の平均手取りは20万円ちょっとと言われています。
家賃、水道光熱費、食費、保険、交際費…。
などなどでお金が飛んでいく中、月4万円を貯金に回すというのはかなり至難の技。
しかも先日トヨタが「終身雇用の崩壊」を発表した通り
新卒から定年まで1つの会社に属して働くということが
今まで通りできるとは限らなくなっている世の中です。
正直僕は会社員の収入だけで月4万円以上定年まで
毎月貯金し続けることができる人は
ほぼほぼいないのかな〜と考えています。
20代が考えるべき2000万円を貯める方法
終身雇用の崩壊、年金100年安心神話の崩壊、副業解禁
と、個人のことは個人でどうにかしてね
という最近の政府の動き。
このことから特に20代などの若い世代は
今までの日本の働き方には疑問を持たなければいけないと思います。
平均給与額が下がってきているのに、円安、増税と
国民の生活は苦しくなってきている今、
会社員の収入一本で生活することはかなりリスクのあること。
これからは副業ならぬ、複業という意識で仕事を考えていくことが必要となってきます。
複業とは、文字通り複数の仕事を持つことで
これまでのサラリーマンを中心とした働き方から
サラリーマンも別の仕事もどれも本業とした考え方にシフトしていくことです。
エンジニア、YouTube、ブログ、せどり、転売、ライターなどなど
複業としてあげられるものは多いですが、これからの時代の流れを考えると
YouTubeやエンジニアというところの需要は強くなってくるはず。
もし複業を始めるとすれば、この辺を勉強することで
必ず近いうちに役に立つ日がやってきます。
また、ブログなんかは即金性も高く
実際に3ヶ月で月収を10万円上げることも不可能ではありません。
【参照記事】トレンドアフィリエイトのアクセス(PV)推移と報酬【3ヶ月目】
月に10万円でも収入を増やしたいという方は、
まずはブログから始めてみるのもオススメです。
会社員の給料はフルに使っても
別に月10万円の収入があれば
2000万円を貯めるのには17年で十分です。
20代の皆さんは会社員としての給料だけではなく、
複数の収入を得るということをこれから意識していけるといいですね!
老後は2000万円の貯蓄が必要|年金に頼らないために20代でできること:まとめ
年金制度の崩壊などから
今後は自分の生き方は自分で責任を取る
という風潮が強まってきました。
その中で必要となってくることが、
自分で積極的に情報を収集して自分で判断できる能力です。
20代のうちからしっかりと勉強をして、
会社などには頼らない収入源をしっかりと作ることを意識していきましょう!
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